それぞれのプリンシプルがターゲットとする状況は何か?
プリンシプルというものは汎用的なものだから、具体的な状況を明記することで適用範囲を制限することはしたくない、という趣旨の前置きがありました。
が、一方で
- v3限定(v4には不要)
- セッションデータを再利用する場合限定
- セッションデータを第三者に公開する場合限定
といった、特定の状況でのみ推奨なのかな、と推測されるプリンシプルが複数あるように感じました。
ですが、why項などに明言がないので、自分のケースに必須な項目なのか、ケースバイケースで推奨される項目なのか、事前に判断できず、内容を読んで斟酌しなければならず、やや読みにくくなっているように感じます。
また、理解が困難だった項目、状況が想像できない項目は、実際の発生状況例があれば理解できたかもしれません。
この本の目指すところはどこか?
Aの魔法陣のプレイングガイドを目指しているのか?
プリンシプル オブ プログラミングのパロディとして笑うことを目指しているのか?
これがハッキリしない気がします。
ブログには前者を目指して執筆されている旨が明言されているのですが、それでも読んでいてわからなくなってしまった理由は、以下の通りです。
プリンシプルに、
- 具体的に何を指しているのか理解が困難な項目
- 必要となる状況が想像できない項目
- プログラミングのセオリーとしては理解できるが、物語創成を目的とするTRPGのセオリーとしては納得できない項目
が多くあるからです。
理解が困難な項目・状況が想像できない項目は、単に私の経験が不足しているからかもしれませんが、3つめの項目の存在のせいで、内容をどう受け止めればいいか混乱しました。
この部分、中身についてはいくつか後述します。
不明点
全部を列挙するつもりはありませんが、たぶん、いくつかの疑問に集約されるんだろうと思います。
前提知識
元ネタになっている
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則(上田 勲・著)
は未所有・未読の状態ですが、プログラミングは多少なりとも囓っており、教壇に立ったこともありますので、セオリーとして言われるいくつかのことは知っているつもり。
Aマホについてのプレイ経験は自プレイグループでのv3、v4のプレイのみ。プレイヤー・SDとも経験ありますが、独学です。
http://jmd.ickx.jp/fet/amaho
v3のルール・各種公式リプレイ、v4のルールは購入・通読済み。
プレイグループでのプレイスタイルを作るために、だいぶ以前ですがネット上の他グループのプレイログなど読みました。
理解度
私の理解度、感覚としては不明60%、異論20%、同意10%かな。
「プリンシプル オブ Aの魔法陣」
マッチ棒さん(かなり精力的にAの魔法陣の自作サプリメントなど公開されている方)の同人誌、読了です。
「プリンシプル オブ Aの魔法陣」という本を思いついた https://note.mu/match_bo/n/n4b7b7a8e8a9c
ううむ、感想を書きづらい。難しい。
…というのも、かなりわからない部分があったのです。
以下、辛口なコメントになってしまっているかもしれませんが、理解不足ゆえと思いますので、一個人の初見の感想としてご容赦ください。