「――認めたくなかったのは、私にはそれが平気でできるという事だ。」

油断した。ツタヤにいったら、またなんか出てるじゃないですか。

ナツノクモ 5 (IKKI COMICS)

ナツノクモ 5 (IKKI COMICS)

仮想MMORPG世界も、早いもので第5巻です。

なんというか…
キャラクターという殻をまとっても中には人が詰まっているのですが、
殻をまとうからこその虚偽、欺瞞、憧れ、背伸び、すれ違いがおきる。
でもそれでも、会話し、ふれあい、斬り結べば、人の本質が見えてくるというか。
壮大な仮面舞踏会なのですが、その仮面をかぶせることで本質を抉り出そうとしている物語です。

でもあれだ、
ツンデレで萌えなお姉ちゃんがいっぱい出てきて戦う話だゴラァ。
堅苦しくない(欺瞞)から読んでみては。>某筋

単純なファンタジー物語と違って、ゲーム世界であるという設定ゆえの卑怯な小道具や小粋な芝居がまたオモシロイ。

#母親に端末たたき壊されて強制切断された感じに逝ってしまうPCとか…
#世相を感じたなぁ。

「書くんだ!父さん!」

DEATH NOTE (9) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (9) (ジャンプ・コミックス)

ライトくんの百面相が相変わらずすさまじいDEATH NOTEでやんす。
末法な状況に徐々に突入していく巻ですが…

連載読んでたとき、この展開にはさすがに驚いたなあー。
今後どうなっていくことでしょうか。

「別に沸かさなくていいのに沸かしてくれたのです」

何も前説なしでid:Tnt氏が貸してくれた本書。
タイトルから、何かとんでもない内容の漫画なのかと思っていたが…

これは、あのログイン誌でやっていた1話完結の連続空想科学話「ワンダービット」のダイジェスト版じゃないか!!!!!
私がたまたま読んで気に入っていた、「自由意志を持つ電気ポットの話」が掲載されていた。うーん、あらためて今読んでも、テーマが深すぎるぜ。

そういえば、ワンダービットには同じく「インサイダーケン」のアフターストーリーがあった気がするが…インサイダーケンも読み返したくなるなあ…

「シャチホコ!!」

ワタシとまめゴマ日記

ワタシとまめゴマ日記

これもお借りした本でございます。

ゲーセンのプライズコーナーに徐々に登場しているこいつ「まめゴマ」。
ゴマちゃんに似てるようで似てない風貌が、少年アシベを知っているとむしろマイナスに作用してしまうキャラですが、このまめゴマのキャラクターブックです。

内容はなんというか、あれだ。仮想ペット紹介本といった感じ。たれぱんだよりもよりリアルに「居そう!」「居たらほしい!」感のある設定がされております。秀逸と思うのは、設定上のサイズがプライズの人形のサイズにとても近いこと。この本を読んでからプライズを手に入れると、不思議な愛着が出ますな。

もっとも逆に、普通にプライズが陳列されているのしか見ていない人にはそこまでの魅力は発揮できないかもしれず、「微妙にデザインの崩れたアザラシ」としか認知されないとあまり広がらないかもしれない。と余計な心配。

この間手に入れた黒いやつの顔が、いい顔しててさあ…(略)

「消しゴムで消しちゃえ」

リラックマ生活―だらだらまいにちのススメ

リラックマ生活―だらだらまいにちのススメ

だららん日和―リラックマ生活〈2〉

だららん日和―リラックマ生活〈2〉

借り物感想ラッシュ。

リラックマの独り言+絵が続く、キャラクターブックです。

リラックス、リフレッシュするためのキーワードの山なのだが、怠けるためにも心機一転するためにも使えます(笑)

「こんな風に怠けちゃうよねえー(ウンウン)」と激しく共感しながら、ときおり、「つらくてもこんな風に気持ちを切り替えたいよなあ(ウンウン)」と思いながら読むのが良いに違いない。

きっと怠けるのと気分転換リフレッシュとは紙一重なのですよ。というか結局のとこ、行為としては同じなのよね。だから当然といえば当然か。

心にしみるお言葉が多いです。そうか、こんなキャラなのか。あののほほんとした顔をしたアイツは。これはこれで!

「(あたし……ずっと前から惚れてたのかもしれない)」

どシリアス表紙だよねえ、どんな内容か気になる、と言われた。
読み終えてみてみると、そう、そうだ。中身はこんな話だった。
ハガレンでここまで内容の暗喩満載の表紙って珍しくない?
カバーめくった中の背表紙もまたびっくりだぜ。あれれ?

みなさん見せ場満載でいいねえ。

「やわらかいからだで包んであるだけなんだよね!」

エビアンワンダー 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

エビアンワンダー 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

エビアンワンダー 2 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

エビアンワンダー 2 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

前の少年画報社版持ってるのに、描き下ろしがあるからってついつい買ってしまいやした、はい。

なんというかこの人の漫画は、さばさばしていて爽快なのが、イイです。はい。含蓄も深いんですが。
続き(Reactの1巻のさき)も早く読みたいなあー、とか無茶をこそっと言ってみる…