TMPGEnc MPEG Editor & TMPGEnc 3.0 XPRESS

修羅場ゆえたまってしまったRD-X3内の動画データをてっとりばやくPCに持ち込むべく、TMPGEnc MPEG Editorを購入。「あれ?mpegcraft持ってるのに何で買ったの?」それは、LF-M721に付属してきたDVD-MovieAlbumSE4が、DVD-RAMから映像を吸い出すときにAC3音声のままでの吸い出しに対応したから。mpegcraftはAC3非対応なんですもの。うちには、TMPGEnc DVD Author用に買ったAC3プラグイン(TMPG製品で共用)があるから、TMPGEnc MPEG Editorだけ買えばAC3には自動対応なのです。mpegcraft2のシーン自動検出機能も魅力的なんだけどねえ。(両方買っちゃったりして………ちょっと様子みてみよう)

同様にTMPGEnc 2.5もAC3非対応なのでTMPGEnc 3.0 XPRESSを用意。(もちろんAC3をいったんWAVに変換するとかすればどんなソフトでも問題ないんだけど、中間処理が増えれば増えるほど日常作業で時間を余分に食う羽目になるし…)

TMPGEnc MPEG Editorは、高速で使いやすくなかなかよい出来。バッチ作業にも対応。mpegcraft2も対応したみたいだけど、やっぱり番組数増えるとバッチ処理できないとつらい。

TMPGEnc 3.0 XPRESS。使いやすくなっているんだけど、これまでTMPGEnc 2.5に最適化してインターレース解除設定を決めてたので、いろいろ実験。題材にKURAUのオープニング(7/8放送分)を使ってみた。スクロールの嵐なので、インターレース解除やフレームレート調整の題材としてはちょうどよい(と思われる)。

以下、20通り以上試した結果のメモ。

  • 演算時間・データ量に頓着せずこだわるとき
  • 番組による(KURAU用)? データ量は小さく綺麗、タイトルスクロールも安定
    • 24fps化(動き優先)+解除方式は逆プルダウン。出力設定でも24fpsプログレを選ぶ。
  • 演算時間・データ量ともそこそこ。絵もまあまあ。
    • 必要な場合にインターレース解除の設定で、解除方式は単純2重化。出力は29.97fpsプログレ。「常にインターレース解除」や「アニメ2重化」だと演算時間が余分にかかる。そのぶんちょっと綺麗にはなる。

………というところで力つきました。
続きの検証はまた今度。