「――認めたくなかったのは、私にはそれが平気でできるという事だ。」
油断した。ツタヤにいったら、またなんか出てるじゃないですか。
- 作者: 篠房六郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/11/30
- メディア: コミック
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仮想MMORPG世界も、早いもので第5巻です。
なんというか…
キャラクターという殻をまとっても中には人が詰まっているのですが、
殻をまとうからこその虚偽、欺瞞、憧れ、背伸び、すれ違いがおきる。
でもそれでも、会話し、ふれあい、斬り結べば、人の本質が見えてくるというか。
壮大な仮面舞踏会なのですが、その仮面をかぶせることで本質を抉り出そうとしている物語です。
でもあれだ、
ツンデレで萌えなお姉ちゃんがいっぱい出てきて戦う話だゴラァ。
堅苦しくない(欺瞞)から読んでみては。>某筋
単純なファンタジー物語と違って、ゲーム世界であるという設定ゆえの卑怯な小道具や小粋な芝居がまたオモシロイ。
#母親に端末たたき壊されて強制切断された感じに逝ってしまうPCとか…
#世相を感じたなぁ。