「スレンダー、お前はここに残れ」

上記某所クラブセガ、フォースが別フロアに移設&台減少したのですが、その跡地に設置された「機動戦士ガンダム0079カードビルダー」を見てまいりましたょ。

最近のカード利用ゲームって「すげー金がかかる」ってことだけしか知らなかったのです(そしてたぶんそれは事実)が、プレイしてるのを横で見てみると、テーブル上に置いたカードを実際にスライドさせて動かしてユニットを操作するRTSでした…これはちょっと雰囲気を体験してみたいかも。幸い今日は空いてるし…ちょっとだけなら…?

ちゃりんちゃりんちゃりんちゃりんちゃ(略)…
…がたんっ。

…というわけで気がついたらスターターパック(1000円)を買ってしまっていたのでした(汗)。しかもジオン用(笑)

パックをあけると、プレイに必要なICカードやユニット運用に使うカードスリーブなどのほか、旧ザク×2、旧ザク用マシンガン×2etc...が入っている。どうやって使うのかなーと説明書を読み読み。

すると、
「あー、やってみますかー!」
フォースでいつもお世話になっちょる店員さんに見つかってしまった。
「しかもジオンですかーーー!!」
そこはやっぱりツッコミどころなのか。

「僕連邦でやってるから、余ってるジオンのカードあげますょ」と、いろいろカードを下さる。「少なくとも旧ザクよりもいいはずだからー」

ザクII×2とか、ドムとか、ザクバズーカ×2とか…それだけでなく、ドレンさまとか、さらには「どーせ使わないからなあー!!」とアプサラスまで!!!うはっ。

「ありがとうございますーーー!!」と平身低頭して、カードを選んでユニットを構築。
アプサラスをいきなし使うのは怖いのでとりあえず頂いたザクIIとドムにキャリオカとスレンダー(スターターパックに入ってた)を乗せる。ドムにはザクバズーカとザクマシンガン(旧型)を持たせる。なんか一年戦争の外伝戦記ものっぽい装備の仕方だ。あと頂いたドレン様を艦長にしよう。つーか艦長にしたときのドレン様の性能表示、すげー強いんですけど。

写真下のほうの、5枚ひとつづりのカードスリーブ×2個が、それぞれ1機ぶんのユニットをあらわすのね。左端にパイロット、右端に搭乗機体のカードを入れて、真ん中3スロットに強化オプションと武器(2個まで)を好きに選んでセットするのです。

2プレイ500円とのことなのでコイン投入。…
「あー、ICカード挿入が先ですよ」
…(赤面)…
こういうのってゲームごとに違うから初めてやるときは面食らいますねー。

最初にプレイヤーの名前を決定したあと、ナビゲーター役の副官をチョイス。

むーん。消去法で選択したんだけど、しゃべりだしたらちょっとキャピ系チビすぎて少し後悔…。ジオンに兵無しとはまさにこのことか(違)。ほんとはユウキ伍長みたいなのがいいんだって!

1プレイ目はチュートリアル

まず5枚ひとつづりのカードスリーブを使いたいだけ全部横に広げてテーブルの上に置くと、カードの内容が筐体に読み込まれる(どういうセンサーつかってんのやろ?下からカメラで撮影してる?それとも上から?あーそういえば天井は見なかった…でもそれは設置が難しいよな普通)。一番上に並べたカードスリーブが隊長機になるみたい。
次に艦長登録。これは艦長にしたいキャラクターカードを適当にテーブル上に置くと読み込まれる。

チュートリアル自体はそんなに難しくない。

5枚ひとつづりのカードスリーブを蛇腹折りしてそれぞれひとかたまりのカードにしてゲームスタート。
テーブル上のカードの位置、向きが、そのまま戦場でのユニットの位置、向き(の目標指令値)になるので、戦場の画面(トップビュー)を見ながらカードを動かしてユニットを移動させる。
ユニットには攻撃重視・機動重視・防御重視の3通りの戦術から1つ選んで指示できる。攻撃重視は火力をめいっぱい叩き込む指令、機動重視はダッシュさせたり格闘戦闘させたりする指令、防御重視はガードさせたり防衛的砲撃させる指令。格ゲー風に3すくみ関係らしい。んで、射程内に敵をとらえると一定時間でロックオンがかかるので、ロックオンしたら攻撃実行ボタンを叩けば攻撃が実行される、と。ふむふむ。
弾切れになったら母艦に戻る必要があるのだけど、母艦はトラックボールで速度ベクトルを指令できるのでそれで移動させる…うお。ちょっと難しい。

いざ始めてみるとちょっと操作が複雑だぞ…何とか敵撃破。

2プレイ目はCPU戦…操作がばたついて結構撃ち込まれる。だめ、ちゃんとユニットの向きを敵のほうに合わせられない…おまけに、
「えーーーー!コアブースターって撃墜してもコアファイターになっちゃうのかよぅ!」とか、
「なんだその共鳴ってオプション!便乗射撃してくんじゃネーヨ!危ねーだろっ!」とか、
「ブライトさんonガンペリー発見ーっ!突っ込めー!」とか。
バタバタとあわてつつもなんとか辛勝。

ふうむ。なかなか雰囲気でてていいですね。特に、盤面で実際にオブジェクトとしてカード動かすのが「ゲームを遊んでる!」って実感があっていいね。筐体がデカイのも、雰囲気作りに貢献してる。プレイ料金が普通のビデオゲームから考えると「高い」けどね!

追加カード支給は、バックラーシールドとパプリク突撃艇が出た。しかしパプリクは連邦機なのでジオンでは使えないのですよー。はうー。