「焦りすぎよ、だからいけないの」「パワーがダンチなんだよ…そういうときは、どうすればいい」
えー、BSでやってるガンダム30周年記念特番。TVKとBS11で正月にやってた劇場版放送ラッシュをきちんと録ったにも関わらず…ついうっかりZ劇場版3作目「星の鼓動は愛」を途中から見てしまいました。
いや〜〜〜。新解釈のほほえましいところは◎で大好き。
大好きなんですけど、TV版を覆う寂寥感も好きなので……ちょっと物足りないと思うのは、これは欲張りな思いなんでしょうね。
いずれにせよ小学校中学年で見て人生を完全に狂わされた作品なわけで(歳がわかっちゃうけど)、それなりの思い入れがあります。
冒頭のタイトルはアレです。TV版最終話「宇宙を駆ける」の、例のシーンの台詞です…エマさんとライラの台詞。
ここの台詞回しが、TV版に比べて劇場版だとすっげーわかりやすい言い回しに変ってて*1。
だけど劇場版の言い回しはまだ耳慣れないせいか、ついTV版の言い回しを思い出してそんな些細なことに郷愁を感じてしまったという、しょーもないマニアックな話でした。
(以下有名な話だけどネタバレ)
劇場版では最後カミーユがおかしくならないのは有名な話ですが…(TV版でおかしくなっちゃうのはもっと有名な話ですが)、劇場版ラストのファとカミーユの見てるほうが照れてしまうシーン…TV版での正体を失ったカミーユを前にしたファの狼狽ぶりを思い出すと、「ファ、良かったね」と心底思うのです。
(TV版ではさらにZZの最終話まで、この二人には幸せは来なかったわけですから…全編通じてファはめっちゃ苦労しっぱなしだし…)
まあ、結構スキです。オンタイムで劇場行く暇なかったのがちょっとだけ悔やまれますね。