CF-S9 HDD換装顛末

さて。CF-S9JWGCDS(内蔵HDD250GB)のモデルに、750GBのHDDを積もうとしてトラブルに遭遇したのでメモしておきます。

用意したHDDはHTS5475A9E384。DOSパラで「メーカー3年保証があるので人気です」と言われて買ってきたんですがこれがまずかった。

物理的な換装方法は、
Let's Note S9をSSDに換装してみた(2)
などが参考になります。ねじ2本だけ。手間は、HDDをあとで抜き取る用のシールを自前で用意する程度。
ここは問題ありません。

さて、以下試した方法と結果。

1)まず換装して、リカバリディスクでリカバリをかける

これは×。リカバリ作業中に失敗。

2)オリジナルのディスクからGpartedでパーティションコピー。

まず起動時にうまく起動できないことがあるが、これはシステム修復オプションでスタートアップ修復を行うと起動可能に。だが、起動したあと、セキュリティ認証関係の部分がうまく動作しないらしい。結果的に表れる症状が、Windows Updateのサービス起動不能や、各種ドライバインストーラの認証失敗。なお、Windows7 64bitを使おうとしているので、認証に失敗するドライバは使用できない。

3)オリジナルのディスクからAcronis True image Home 2010でパーティションコピー。

ならば有償ソフトで、と思ったが、症状は変わらず。

以上、お手上げ。

4)チップセットドライバなどの交換

ここで、同様の症状をCF-S8で報告している例を発見。(レッツノート CF-S8HYEADRで換装失敗
報告例のようにリカバリじゃなくOSのクリーンインストールという手は取れないので(よく考えたらOEMWindows7の盤あったからできたかも?)、「できるかも」と紹介されているチップセットドライバやSATAのドライバ入れ替えによる対応を試みたが、まったく効果なし。

5)使用HDDの変更

つーことであきらめて別HDD、WD7500BPVTを購入。こちらでは、Acronis True image Home 2010を使ってクローン生成したら一発で成功。これなら、Gpartedはどうかわかりませんが、Western Digital専用の無償版Acronis True imageでもうまく行ったでしょうね。

Hitachiの2.5inch 750GBのAFTが、あちこちでまだ未対応なのかもしれないですね。参った参った。
特に「Windows Updateのサービスが起動しない」のがHDDのせいだ!なんて、特定するのがえらい手間でした。
購入時相性保証ついてたけど、検証に日数食って、相性保証期間内に特定できなかったのです(涙)