ガルパン劇場版

大洗は二度死ぬ!

…というわけで今日見てきたわけです。
だったらカデンツァの感想も書いておかないと…ということで、書いておいた。

いやー。「こちらもお客さんが見たいだろうものを全部いれたらこうなりました!危うく2時間で収まらないところでした!」ですなあ。

2時間に収まらなくて総集編映画側に食い込んだアルペジオ
総集編は用意せず「3分で分かる〜」で始まったガルパン(笑)

もちろん、売れ度の決定的な差があるわけですが、しかしそのエンターテイメント精神はどちらも一緒だなあと。

完全新作劇場版はかくあるべしですよね。(叛逆も良かったですな)

「劇場で見るんだから、どうせならドリームマッチが見たいよね! 対戦も、共闘も」
大洗町を舞台にした回が大反響だったし、凱旋でさらにぶっ壊したいよね!」
「TV版とOVAの内容を越えるアクションをやってみせないとね!」
etc。

要件を満足するにはあのシナリオにするしかないというまさにぴったりの内容で、
(もちろん世界大会という伏線を使ってそのまま世界大会に、ということもあり得たかもしれないけど、
 もうガンダムファイトな状態になっちゃったでしょうし)
特報の、ちょっとシリアスなテイストのCMを見たときから「あーゼッタイこういうことだろうなあ」の予想通りで。

で、その予想が当たったからといって面白さには根本的に関係なくって、じゃあその状況をどう打破するのか、
大団円にどうたどり着くのか、そのジェットコースター(まさに)ぷりを楽しむ映画なわけで。

あー楽しかった!

本編であまり拾えなかったみほのパーソナルなところをしっかりフォーカスしてきたのもよろしうございました。

情報量が多くて、「多くは語らずアクションで示す」シーンも多いので、何度も見るのもよいんじゃないでしょうか。

2度目どうしようかな。いつ行くかな。