なるほどこれが4DXか!

箇条書きで。それぞれどのシーンで動くかは、もし未見のひとは見てのお楽しみ。
(まだの人!今週金曜までやってるので…)

  • マシマシだからかもしれないけど、送風コントロールが凄かった
  • シートの挙動は、おおむね定番の制御ではあるが、体感ゲームとは異なりカメラ位置・シーンが頻繁に切り替わるため、それを前提とした挙動で作り込まれている
    • 頻繁なシーン切り替わりにも違和感なく瞬時に追従する(例えば動→静なカメラ切り替わりをする場合は、原則として動シーンのうちに椅子が中立に戻る、間に合わない場合は静シーンの序盤で戻す)
    • 椅子による仮想加速度付与の目的が多岐にわたる。
      • 客が1人称的に感情移入して見る対象(戦車など)を基準にした、挙動再現
      • 画面振動に連動した振動再現(エンジン・不整地)
      • カメラワーク(パン、接近/離脱、ズームなど)に合わせた、カメラを基準にした挙動再現
      • 画面内キャラクターが振動/衝撃/打撃を被ることで頭がゆれる場合、観客の頭を同様に揺するための撃力発生(カメラ挙動・振動などがないシーンで)
  • ぬれるぞ!
    • 雨降ってくるぜ。映画内で水滴が上から下に落ちるように描かれているシーンでは、映画館内もぽつぽつと小雨。
    • 一回だけ強烈なウォータースプラッシュを顔面に突然浴びた…どこって?あのシーンですよ
  • 煙にシャボン玉
    • 劇中で煙がもうもうと立つシーンのうちいくつかで、スクリーン正面からもくもくと霧を発生させている。あとシャボン玉ももくもくくるときが。「絵が見にくい」ときもあるかもしれないが、舞台演劇の一種なのでわりきるべき。
  • 空気砲
    • 耳元で空気砲がさく裂!砲弾が高速にカメラ脇を通過する様を、サラウンド音響で再現する代わりに、左右の空気砲がばんばん発射して表現します。
    • 頭の位置によっては、後頭部にぷしゅぷしゅ空気をぶっかけられ続けるので、頭の位置をしばらく探すことになるかも。
  • 舞台装置の駆動音には慣れてしまいます。最初はちょっと気になるけど。