まえいいわけ。格好悪いこと。 (3:32)

いろいろあったが、ようやく、夢乃としてのWWWページを作成する気になる。

どんなWWWページになるかわからない。プロジェクト単位ベースで行動してきた身としては、それらの単なるクロスポイントな位置づけになるのが無味乾燥だが無難かもしれない。私の身近なごく一部の人向け、あるいは私にしか役立たないサイトを、全世界に発信する意味は皆無かもしれないし、それは危険ばかり増しメリットの薄い行為なのかもしれない。
日記をつけてもいいかもしれないけど、全世界に流れてしまうということならあまりうかつなことを書くこともできない。

批評するのもいいけれど、同じように我を持っている人はおそらく世界中の全員だろう。
絵は拙い。

物語らせれば語るがそれは独りよがりになるだろう。
つまり何をしても井の中の蛙ということだ。

井の中の蛙じゃないと信じているものはだいたいプロジェクト単位で動いていて、それは個人の枠組みに置いておくことのできるものではない。
逆説的に言えば、個人ページなんて所詮そんな物なのだ。
クロッシングポイント。行き交う人がふと目をとめる。

あるいはとめないかもしれない。

それでいいじゃないか。
変に肩肘を張るから行き交う人にぶつかってしまうのだ。

ゆるやかにことをなせばいい。
初心、ということで、相当むかしに、ただただ素直に、独りよがりに筆を走らせたCGを引っ張り出してみた。

ついつい笑ってしまう。

今うまく描けるからということではない。うまくないのはもちろんだが、今も大してうまくはないのだ。

笑ってしまうのは、当時の感性と今の感性の差、描いたときの私の求めたものと今の私の求めるものの像のズレだ。描けるもののズレではなく。

でもこの絵は好きだ。この絵を描いたときの気持ちが好きだ。それでいいじゃないか、そういうこと。
……色だけ、補正をかけた。当時よりちょっとだけソフトの使い方に詳しくなったからだ。

「けどさ、正直、創作衝動って、突発的に始まって突発的に止んでしまうものなんだよね」

不定期更新当たり前。だってここは交差点。映画館じゃないもの。

(スタイルシートの搭載はまた後日ということで。)