スタンバイの件はともかくとしてNorton Ghost登場

さて、昨日の作業の結果、動画編集データ用のS-ATA 250GB HDDが2台できあがったわけだ。これはイイ感じにできあがったので、そのまま使うことにする。

ここまでの過程でわかったのは…

  • ICH5R側のS-ATAを使う場合、普通にBIOSRAIDモードONにしておけばRAIDを組まなくても認識する
  • Promise側で使う場合、RAIDを組まない状態で使うにはBIOS設定でPromiseのコントローラをIDEモードに切り替える必要がある(RAIDモードのままでは動かない)。さらにドライバも、RAID用ではなくSATA用のドライバを入れる必要がある。

次にやりたいのは、昨日の作業の結果でてきた旧データドライブS-ATA 160GB HDD2台のうち1台をシステムドライブにしたいことだ。

これまでシステムドライブにはU-ATAの180GBの先頭20GBにパーティションを切って使っていた。普通こういうときは、このパーティションを、そのままNorton Ghostのクローン機能を使ってコピーすればよいのだが、ここで問題発生。

Norton Ghostって、クローンする設定をWindows上で設定するとそのあと自動的にリブートして、Ghostが自分で用意した仮想パーティションからPC-DOSを起動、その中で実際のバックアップツールを動かすのだが……

PromiseのRAID/ATAコントローラにせよ、IAARにせよ、DOS上で動作させるためのドライバはないのである。結果、Norton Ghostではどっちの形式でHDDをつないであってもダメってことだ。

いろいろ考えてみたんだが、ふとBIOSをいじっていると………

ICH5R側のIDE設定が「Enhanced Mode」になってることに気づいた。
注釈を見るとWindows2000/XP専用となっている。これをGHOST動作時だけ「Compatible Mode」に切り替えたらどうなるんだろう?

そこでやってみた。すると、何のことはない。うまくいった。つまり

  • P4C/P800系には…
    • ICH5R側にはU-ATAのプライマリとセカンダリ、S-ATA1とS-ATA2の4つの端子がついている。
    • つまりU-ATA4台のHDDとS-ATA2台のHDDを物理的に結線できるわけ。

で、これに6台フルにさせるように制御するのがEnhanced Mode、全部で4台しかさせないようにして普通のIDEであるかのように振舞わせるのがCompatible Modeデシタ。

クローン化完了。さて次は?