「ユートピア」って単語、久しぶりに聞いた

APPLESEED、もうすぐ近場では公開終了とのことで、レイトショーに駆け込みで見て参りました。モーションキャプチャによる3DCG作品ということで、予告編を見た時点では「怖いもの見たさ」って感じが正直あったんですが…

原作はたぶん読んだことがない(本屋に平積みになっていた時代には指くわえて見ていました。ガキには高い漫画だったので)んですが、実は昔のOVAを見たことがあったんですね(まだ完結していない原作とはやはり違うようですが)。内容はほとんど忘れていました。

さて始まると、やはりデュナンとヒトミの造形(今時の『美少女3DCG』って記号は、ほかのリアルな3Dオブジェクトからかなり浮いてしまいますねえ…。他のキャラはずいぶんなじんで見えるんですが)が少しひっかかりました。が、それにだんだん慣れてくると、アクションとお話が頭に入ってきて、「あーそういえばそんな話(背景)だったねえ」と昔ビデオ版見た記憶がよみがえってまいります。

うむ。かなり面白かったです。話のシンプルさは、好き嫌いが分かれるところでしょうが。ヒロインのビジュアルがやや浮いているせいでちょいと損をしてしまっている作品かもしれない。

明日までやってるところが多いので、見に行けるひとは行ってみては。

そうそう、デュナンの声がどっかで聞いたことあるなーと思ったら小林愛さんだった…そりゃそうだわ。キンゲのサラの人だ。