クロノクルセイド最終巻

昼食後休憩の時間、やっと読む時間を取れた。後輩の所有物だからなかなか読むチャンスがなくて…

出会いと別れ。苦難の中での全力疾走。孤独。信頼。挫折。心の強さと弱さ。

「有限の時間」をテーマに据えたこの物語は、作中の登場人物たちの生き様と同じように、そのテーマから逃げ出さず真っ向から向き合い、安直なエンディングに落ちなかった。最後の最後まで…
作者が登場人物たちを真摯に愛したからこそなのでしょう。

読んでよかったと思えるお話。