「俺も言いたかった…兄さんに、愛していると」

鋼の錬金術師第42話まで。話が動いてきた…でもオンタイムのときだと4週間くらいかかってるのか。

キンブリー倒される。スカー、ついに仇と相まみえることができて、仇を討つことができたわけで。
でもアルの命のために、石を錬成してしまうスカー…。アーチャーは?…巻き込まれていたようにも見えるが…エドが結局守ってしまったのかな…。

タッカーがかつて言っていた「材料が人間の命だからと言って、もとに戻してあげることができるわけじゃないでしょう」という台詞が頭をよぎる。

欲望のためばかりでなく、信念のため、愛のため。人はほかの人とぶつかり合って関係を築いていく。時には相手の信念を傷つけ、愛を壊し、命すら奪う。

アニメによくある戦争劇では「戦争だもの」のひとことに結晶化され、スルーされてしまうこの問題が、ここでは「罪と罰で裁かれるべきもの」として多角的に残される。何が罪で何が罰なのか。視聴者も考えさせられていく。