ぷっくりとおもちのように膨らんで…

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要するに携帯の電池がぷっくりと膨らんで、携帯の電池カバーをさすさすすると「あ、膨らんでる」とはっきりわかるようになることですな。私もP901iユーザーで、使用電池はP-06。事件に該当する型番でございます。すでに一度膨らんでるのですが、今回また膨らんできたので電池を調達。

前回膨らんだときはまだ騒ぎになる前だったので、運用上の注意を勘違いしていたことが今回の敗因でしょう。ということで新品がまたすぐに膨らんでは困るから、再発を防ぐべくいろいろ調べてみた。

  1. リチウムイオン電池は基本的に、充電管理回路はすべて電池側に内蔵されている。(充電管理機能がある、などと謳っているコンビニチャージャーは宣伝文句に問題があるとされ、実は警告を受けている)。中国製のバッタもん電池で、回路の動作不良による破裂事故が起きているようだ。逆にいえば、純正電池なら、よほど生成電圧に問題のある充電器でない限りあまり問題にはならないだろう、とも言える…
  2. どうやら、この世代の携帯電話に使用されているバッテリーは、チャージ時の電圧を旧来の4.2Vから4.3Vに高く変更したものが使用されているらしい。ただでさえリチウムイオンの充電管理は難しいのだが、この結果さらにシビアな制御が要求されているようだ。(現行の903i以降はまた4.2Vに戻されているそうだ)
  3. ドコモの使用上の注意によると、充電しながら携帯電話を使用するのはご法度とのこと。充電しながら放電するのはリチウムイオン電池には相当な負担になるそうだ。あと、バーが残り1つになるまで充電する必要はない、とのこと。一日に何度も充放電するのも良くないらしい…

結論からいえば、当座は「充電中にぜったい使用しない!」ことを守るのが最重要のようだ。
とはいえ、電池が切れそう!切れちゃう!でも通話/通信を続けないと!という状況は実際発生するわけで、そういうときに簡単に劣化されてしまうとホントは困るんだよねぇ。
じゃあ予備の電池を満充電にして持っておけば、と考えたんだが、実はそれもご法度。リチウムイオン電池は50%充電くらいで保存するのがベストで、満充電状態は化学的にあまりよろしくない状態だそうで、やはり劣化しちゃうそう。過充電・過放電はご法度だけど、電池内蔵の制御回路程度では過放電にはならないらしい。

結構めんどくさいもんだ。運用面から考えると、使用状態でチャージしても大丈夫なように充電回路構成を作ってほしいですなあ。