忙しいには違いないのだけど
たまにはホビーのことを書きましょい。
もうひとりぼっちじゃない あなたがいるから
- アーティスト: TVサントラ,シェリル・ノーム starrinng May'n,中島愛,菅野よう子
- 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
- 発売日: 2008/10/08
- メディア: CD
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マクロスフロンティアのサントラ2枚目ですが。
娘々サービスメドレー(最終話終盤戦闘でランカとシェリルがやったアレ)がヘビーローテーション中です。
聴くたびに鳥肌が立つ、という感想は、客観性を欠いた評価だと思うけど実際そうなんだからしかたない。
今回の作中挿入歌はそれぞれとても個性的で、また内容によくマッチした曲調・歌詞を持ち、かつ劇中で印象的な使われ方をしていた*1ので、そもそもそれが連続して聴けるだけでも嬉しいんだが、まるでそれぞれ組み合わせられるべく設計されていたかのような別楽曲同士のフュージョンアレンジにうならされるわけでして。
メロディのフュージョンも素敵なんだけど、歌詞もフュージョン効果で深い意味が出るように狙って作られていて、強いテーマ性にやられてしまうわけですね。「ライオン」のサビパートに「もうひとりぼっちじゃない…」とかぶってくるところとか、もう…どこどうやったらくっつけようって発想が出てくるんだよ!(片方は菅野楽曲ですらない!*2)と思うんだけども、あまりにハマリすぎていてただただゾクゾクするしかない、という。
劇中歌、というのは、お話を見てなんぼのところがあるので……見ていない人は聴いてもピンとこないだろうなあ、と思うわけですが、こと今回のような場合、お話を見ている人には絶大な破壊力を持つように設計されているので、こういう中毒者が出るのよね、というお話です。
P.S.
サントラだと2枚買っても「ライオン」単体が入ってないじゃないか!という指摘があるようです(Amazonの評価欄にあった)。
そういう方はボーカルコレクションが出るようですから、それを待つといいんじゃないでしょうか。メドレーも入るようですよ。(サントラのより長いバージョンとかだと嬉しいなあ。そしたら「ライオン」はシングル持ってるけど、たぶんボーカルコレクションも買ってしまう…)
*1:ヒロイン2人が歌姫であることからくるライブシーン、重要シーンでの挿入、お話にあわせて様々に演出が変化するED、後期OPにいたってはデュエット曲かつ実際にデュエットするプロモ風映像 etcetc.
*2:「愛・おぼえていますか」のカバー。
そんなときはビッグ・オーで乗り出すまでだ
もひとつ別の話題。「アクトビラ」の動作テストと称して、Masspy先生超ご推奨!の、THEビッグ・オーをオンライン配信で今更ながら見たのですね。
放送時、オンタイムでもI氏から強く勧められたのですが、当時は緊縮中で視聴本数を極端に絞ってしまってたのでマークからはずしていたのでした。
で、メインテーマとも言える「SURE PROMISE」が格好イイのでサントラで聴きたい!と思ったのですが…
- アーティスト: TVサントラ,ROBBIE DANZIE,永井ルイ,高尾直樹,佐橋俊彦,Chie,島健
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1999/11/20
- メディア: CD
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廃盤でかつプレミアついてるorz
おまけにちょっと前はマーケットプレイスに海賊版まで出てたようで。これはヒドイ。
そんなときはビッグ・オーで乗り出…しても解決しないのであきらめました。ガックシ。
しかたないので廃盤になってない2枚目を買いました。
THE ビッグオー ORIGINAL SOUND SCORE II for Second Season
- アーティスト: 佐橋俊彦,TVサントラ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2003/01/22
- メディア: CD
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けどこれに入ってる「SURE PROMISE」はちょっとアレンジ違いなのよね。うーん…。
ついでに言うと、私の見たネット配信版は放送当時のものとOPが変わっているのだけれど、この変更後のOP楽曲のCDは存在しない模様。これにもガックリ。
「オ・イ・テ・ケー」
エピローグだけ単体発売ということなので…
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: DVD
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ふだんあんまりDVDは増やさないんですが、つい魔が差して買ってしまったのがコレ。TV未放送の第13話のみ収録で安い上に割引率高かったし。
内容は…良かったです。
でも12話(TV最終話)の時点で綺麗に話が落ちてるので、あくまでその後の文歌とフミカを(有料でも(笑))見たい、のならどうぞ、という感じ。
…届いたら全巻収納可能ボックス付きでやんの。
さすがに全部買うのは個人的に散財が過ぎると感じるのですよ…(こういう箱に、トールケース仕様の別ソフトをごちゃごちゃ詰めてしまうのには慣れてるもんね♪と言い訳。)
「こんなこともあろうかと」
Aの魔法陣 ルールブック ~ガンパレード・マーチ篇~ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 芝村裕吏,アルファ・システム
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/08/29
- メディア: 大型本
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リプレイセクションを読み終えたー。ルールセクションとデータセクションもちょっと読んだですよ。
「高機動幻想ガンパレード・マーチ」をやったことがある人は、これ、リプレイ読むとおもろいと思います。
よくゲームの内容、雰囲気を再現しとります。楽しい。
デザイン自体が、「絶望的な戦力差で、がちんこ殴り合いじゃなく、機転と技を駆使してどう勝利(撤退させるetc)するか」に置かれているそうで(もちろんAマホなんで日常生活もまったく問題なく楽しめますが)、原作のゲーム中でのさまざまな要素が上手にTRPGで取り扱うデータに置き換えられているので、リプレイ(…まあSDは原作者かつ本ゲームの作者で、プレイヤーも百戦錬磨のプロではあるんですが)見ても原作の雰囲気がよく出てます。
「伝説絶技」ルールがリプレイ見ていて楽しいですね。プレイ中に特定の複数の条件(伏線的なシチュエーション)を、ルールに指定されている順番でクリアすると使えるようになる、というもので…たとえば「絢爛舞踏」とか「人類の決戦存在」とかが「伝説絶技」なんだけど(「こんなこともあろうかと」も伝説絶技)、特にリプレイでも使われていて気に入ったのが「支援砲撃」。
「支援砲撃」って、原作のゲームでは、要請すると遠くから砲撃してくれるアレなんだけど、これが絶技扱いなんですね。
で、発動条件が…
まず、支援を受ける覚悟を決める。(これがプロセスとしてちゃんと用意されてるのが笑える)→無線で通信をする。(ちゃんと遠距離用の無線機が要るんですね。ないとダメ。)→砲兵とおしゃべり。(「軽妙なトーク」とルール上では明確に指定されてるのも笑える)→数分待つように言われる。→数分間、死なずにがんばる。(これがどれだけ難しいか…原作をプレイした人は降下作戦とか熊本城とか思い出すとよろしかろう)→発動
ってな具合になってるのですね。こんな細かい、AVGのミニイベントフローみたいなのが伝説絶技ごとに用意されていて、特定の伝説絶技を使いたければ、プレイヤーたちはロールプレイしながら伏線を自発的に張っていく必要があるわけ。ゲーム的にもよくできてるなあと思うし、また、いろんな(そんなに大きくない)ミニイベントがわんさと入っていた原作の雰囲気をよく出してるなあと思います。
逆に、ガンパレード・マーチを遊ぶためのルールとデータがとても多いので、「Aの魔法陣」単体のルールとしては独立した記述になっておらず、分離しては扱いづらい感じ。「この1冊でガンパレード・マーチを遊べるぞ!(実際、これ1冊で完結しています)」を実現するために、汎用的な取り回し安さ(ガンパレ以外のものを遊ぶ場合)が犠牲になってますね。その場合は「Aの魔法陣ルールブック (ログインテーブルトークRPGシリーズ)」を買うべし、ということなのかな。