うちの予約録画システム・概要 (23:29:50)
以前から運用している原始的予約録画システムですが、今回フリーウェアで構成しなおしたのであらためて組み方を紹介します。
- <用意するソフト>
- RECKEY*1
ビデオキャプチャデバイスの入力に、ビデオデッキの映像・音声出力を結線する。
まず、RECKEYを使って、「ビデオキャプチャソフトを起動して録画開始するマクロファイル」と「同じく録画停止して終了するマクロファイル」を用意します。
使いづらいソフトですが、RECKEYHH.EXEとテキストエディタを同時に起動して、マクロファイルを構築します。
%(f) ^(v) {Enter} ^(r)
たとえばこんな感じ。上から、
- (今日の日付と現在時刻をまとめたYYMMDD_HHMMSS形式の文字列をクリップボードに送るPerlスクリプトを実行)
- CanopusのMEDIACRUISEを実行
- MEDIACRUISEのウィンドウをアクティブにする。(保険的操作)
- ALT-Fを押して、保存するファイル名を設定するウィンドウを開く。
- Ctrl-Vを押して、ファイル名をYYMMDD_HHMMSSにする。
- ENTERを押してファイル名を確定。
- Ctrl-Rを押して録画開始。
終了側も似たような感じで作成する。(MEDIACRUISEはファイル名の自動連番機能とか上書き防止機構とかが無いのでPerlで変なことをしています)
たとえば開始側マクロをstart.txt、終了側マクロをstop.txtとしておく。
続いて、タスクスケジューラに、録画開始タスクとして
"%RECKEYのパス%\reckey.exe %マクロのパス%\start.txt /p"
を、終了タスクとして
"%RECKEYのパス%\reckey.exe %マクロのパス%\stop.txt /p"
を登録する。
実際に予約する際は、その番組をビデオデッキで録画予約するとともに、番組の開始時間-1分の時刻に開始タスクが、終了時間+1分に終了タスクが動くようにタスクをしかける。
S信号でキャプチャする際は、テープもSのテープを使ったほうが無難。SPで録画しておけば、PC側がトラブルを起こした緊急時にも、ビデオテープから少ない画質劣化でキャプチャできる。ビデオテープの残量に注意。こまめに巻き戻したほうがよい。(巻き戻し後の予約ボタン押し忘れにも注意。)