BIOSアップデートにご用心

後輩が、使っているEPSON Direct製ミニタワーマシンのBIOSを、EPSONのリリースしてるものでなくASUSのものを直接使って平気か心配しているので、「平気でしょう〜♪」と言ってちょっかいをだしたのだが。

マザーはCUSL2-M。ASUSTeKからは1008がリリースされている。EPSONからは謎なバージョンNo.ながら、1002b相当のものがリリースされたところで更新が停止しているようで、当てればそれなりに意味がある。

aflash.exeとBIOSのバイナリを落としてきて、FDDでブートして作業。

「古いBIOSもバックアップしておけば、トラブル起きてももとにもどせるしー」

と説明しながら、バックアップ作成&新BIOS書き込み。

すんなり書き込めたので再起動!…と思ったら………起動音がせず画面も点灯しない。

壊れたか!というかこのレベル(BIOS起動画面すら出ない)で動かないのではバックアップも当てられない!

明日「ROM焼き大丈夫!」でも買ってきて修復するかしらん!と思ってふたあけてみたらびっくり、OEM版の安いマザーらしく、ROMは取り外し不可!
さすがに真っ青になってしまった。

そもそも本当に壊れてるのか!?と、いろいろHDDとかはずしたりし始めたところで気がついた。

このマシン、グラフィックカード刺さってるけど………このマザーってVGAオンボードのも持ってるんだよね………BIOSのデフォルト設定がAGP利用できない設定になってるんでは………

AGPバスからカード抜いて、ディスプレイをマザー側のVGA端子に刺してみると………

無事に起動しました。はー。よかったねえ。(問題の端子にはご丁寧にEPSON封印シールが貼ってあったですよ。これがBIOS独自リリースしてた理由!?)

教訓:BIOSアップデートは慎重に!(人様に薦めるときは特に)