素敵glut、ナイスfreeglut

GLUTを使うとOpenGLが便利に使えまっせ」というので、いろいろいたづらしてみましたですが、なるほど確かにこれは便利。

コンソールプログラムの枠組の中で扱っても、簡単に描画プログラムかけちゃうのですね。すいすい作りたいものが作れてしまいます。


これならゲームもどきなプログラムも簡単に…とか思ったのですが、おっと残念、キーボードのキー同時押しが判定できません。カーソルキーの上と左の同時押しとかやりたいのに…


調べていくと、互換ライブラリのfreeglutというのがあるということがわかりました。こっちはすでにキー同時押しなどにも対応。ぜひ使いたい!と思ったのですがWindowsで利用する方法が紹介されてるところがない…と呻いていたのが数日前のことでございます。



今日さらに検索を進めると、freeglut.dllを配布してるサイトを発見。ということはWindowsでの利用が可能なはず…ということでさらに調査。なかなか記述がないなあ…もうダメもとでソース見てみようかなあ…と本体をダウンロード。…すると。



まさに灯台下暗し、freeglutの公式のアーカイブセットの中に.dswやら.dspが入っておりまして。VC++だったらそれを読み込んでコンパイルするだけだった…orz(苦笑)

これでいよいよカーレースゲームもどきが作れますよー(お。

いや、一応仕事用の、教材として提供するソフト(予定)ですよ?(笑)



そのあとの作業で、いちおうのところはできたです。描画部分が本家glut使ってできていたとはいえ、キー入力で走行させるための改装が2時間くらいで終わるってのは、やはり、いじりやすいということなのでしょう。出来は…運動学方程式の展開計算が間違っていないとよいのですが…見た感じ、「らしく」走ってるから大丈夫かな。


と今日は備忘録的に締め。


視点の方位角変更を「マウス中ボタンドラッグ」でおおざっぱ実装はしてあるのですが(Pro/E風)、入力周りがより拡充されてるfreeglutを導入したということは、視点が近づいたり遠のいたりするのに「マウスホイールころころ」を使えるのかな? これは楽しみ。

(調査の過程で本家glutはソース開示されてない!と勘違いしてしまったのだけれど、よく見たら公式(http://www.opengl.org/resources/libraries/glut/)でソース配ってますね。中見て改造する手もあったのかな………でも大変か。)